Cloudflareを導入するだけで、世界中のエッジサーバーによるCDN高速化と、無料SSL証明書が自動的に適用されます。
無料プランでもDDoS攻撃からの保護とWebアプリケーションファイアウォールが利用でき、セキュリティを大幅に強化できます。
Cloudflare Registrarなら上乗せ費用なし。レジストリが定める原価のみでドメインを取得・更新でき、長期運用に最適です。
どのレンタルサーバーでも共通で行う、Cloudflare側の設定手順です。この後、各サーバーでネームサーバーを変更します。
cloudflare.com にアクセスし「サインアップ」からメールアドレスとパスワードを登録します。
ダッシュボードの「サイトを追加」をクリックし、自分の独自ドメイン(例:example.com)を入力します。
www. などのサブドメインは不要です。ルートドメインのみ入力してください。www.example.com → example.com と入力
プラン選択画面で「Free」を選択します。CDN・SSL・基本的なセキュリティ機能が無料で利用できます。
Cloudflareが既存のDNSレコードを自動でスキャン・インポートします。既存の設定が正しく反映されているか確認してください。
Cloudflare が指定する 2つのネームサーバー が表示されます。このネームサーバーを、ドメインのレジストラまたはレンタルサーバー側で設定します。
ava.ns.cloudflare.comrick.ns.cloudflare.comここからは各レンタルサーバー・ドメイン管理会社ごとに手順が異なります。以下のサーバー別ガイドを参照してください。
ネームサーバー変更後、数時間〜最大24時間で反映されます。Cloudflare ダッシュボードでドメインが「アクティブ」になれば完了です。
XServerアカウント or ドメイン管理画面からネームサーバーを変更
XServerアカウントにログインし、「ドメイン」メニューを開きます。
ドメイン一覧から対象ドメインを見つけ、右側の「…」メニュー → 「ネームサーバー設定」をクリックします。
ドメイン適用先サービスの選択肢から「その他のサービスで利用する」にチェックを入れます。
ネームサーバー1・2 に、Cloudflareで表示されたネームサーバーをそれぞれ入力します。
「確認画面へ進む」→「設定を変更する」で保存します。反映まで数時間〜24時間程度かかります。
さくらのドメイン管理画面からネームサーバーを変更
さくらインターネット会員メニューにログインします。
メニューから「契約中のドメイン一覧」を選択し、対象ドメインの「Whois」欄の「変更」をクリックします。
「ネームサーバーの編集」から、既存のネームサーバーを削除し、Cloudflareのネームサーバーに書き換えます。
Cloudflare の DNS 管理画面で、さくらサーバーのIPアドレスをAレコードとして追加します。
さくらのサーバーコントロールパネル →「ドメイン/SSL」→「ドメイン新規追加」から、独自ドメインを追加します。マルチドメイン設定で公開フォルダを指定してください。
ムームードメインまたはドメイン管理会社でネームサーバーを変更
ロリポップのユーザー専用ページ →「アカウント情報」→「ロリポップ!のドメイン」に記載されているURLを確認し、そのIPアドレスを取得します。
ムームードメインの場合は、「ドメイン操作」→「ネームサーバ設定変更」から「取得したドメインで使用する」を選択し、Cloudflareのネームサーバーを入力します。
Cloudflare の DNS 管理画面で、手順1で取得したロリポップのIPアドレスをAレコードとして追加します。
ロリポップのユーザー専用ページ →「サーバーの管理・設定」→「独自ドメイン設定」から、ドメインを追加します。
Cloudflare を経由する場合、Cloudflare側でSSL証明書が自動適用されます。Cloudflareの SSL/TLS 設定は「フレキシブル」または「フル」を選択してください。
ConoHa コントロールパネルからネームサーバーを変更
ConoHa コントロールパネルにログインします。
左メニューの「ドメイン」を選択し、対象ドメインをクリックします。
ドメイン情報の「ネームサーバー」セクションで、既存のConoHaネームサーバーをCloudflareのネームサーバーに書き換えます。
CloudflareのDNS管理画面で、ConoHa WINGサーバーのIPアドレスをAレコードに設定します。ConoHaのサーバー情報画面でIPアドレスを確認してください。
DNS反映後、Cloudflareダッシュボードで「アクティブ」表示を確認します。SSL/TLS設定も忘れず行ってください。
お名前.com のドメイン管理画面からネームサーバーを変更
お名前.com Navi にログインし、「ドメイン」メニューを開きます。
ドメイン一覧から対象のドメインを選択し、「ネームサーバーの変更」をクリックします。
ネームサーバー設定画面で「その他」タブを選択し、「その他のネームサーバーを使う」を選びます。
ネームサーバー1・2 に Cloudflare で指定された値を入力し、「確認画面へ進む」→「設定する」で保存します。
バリュードメインのコントロールパネルからネームサーバーを変更
バリュードメインのコントロールパネルにログインします。
「ドメイン」→「ドメインの設定操作(登録済みドメイン一覧)」から、対象ドメインの「ネームサーバー」アイコンをクリックします。
現在のネームサーバーを削除し、Cloudflare のネームサーバーに書き換えて「保存」をクリックします。
設定変更後、DNS反映まで数時間〜24時間程度かかります。Cloudflare ダッシュボードで「アクティブ」を確認してください。
各レンタルサーバー・ドメイン管理会社ごとの設定場所と注意点の一覧
| サービス | NS変更場所 | メニューパス | 注意点 |
|---|---|---|---|
| エックスサーバー | XServerアカウント | ドメイン → NS設定 | 「その他のサービスで利用する」を選択 |
| さくら | 会員メニュー | ドメイン一覧 → Whois変更 | サーバーIPをCloudflare側にAレコード追加 |
| ロリポップ | ムームードメイン等 | ドメイン操作 → NS設定変更 | ロリポップ側でDNS変更不可。Aレコード必須 |
| ConoHa WING | ConoHaパネル | ドメイン → ドメイン情報 | サーバーIPをCloudflare側に設定 |
| お名前.com | お名前.com Navi | ドメイン → NS変更 → その他 | 不要なオプション追加に注意 |
| バリュードメイン | コントロールパネル | ドメイン → 設定操作 → NS | 既存NSを全削除してから入力 |
ネームサーバーの変更は、通常数時間〜最大24時間で反映されます。すぐに反映されなくても問題はないので、焦らず待ちましょう。TTL(Time to Live)の設定により反映速度は変わります。
独自ドメインでメールを利用している場合、CloudflareのDNS管理画面でMXレコードが正しく設定されているか必ず確認してください。MXレコードの欠落はメール不通の原因になります。
サーバー側でもSSL証明書がある場合は「フル」か「フル(厳密)」を選択。証明書がない場合は「フレキシブル」でCloudflare側のSSLのみ有効にできますが、セキュリティ面では「フル」推奨です。
Cloudflare Registrar では .jp ドメインの取得はできません。JPドメインは国内のレジストラ(お名前.com、バリュードメイン等)で取得し、ネームサーバーのみCloudflareに向ける運用がおすすめです。
既にサイトを運用中の場合、ネームサーバー変更前にCloudflareが自動インポートしたDNSレコードを必ず確認してください。レコード不足があると、サイトやメールが一時的に利用できなくなります。
Cloudflare ではワンクリックでDNSSECを有効化できます。中間者攻撃やDNSハイジャックからドメインを保護するため、有効化を強く推奨します。無料で利用可能です。